Humanitude(ユマニチュード)「老いと介護の画期的な書」 の感想
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参照データ
タイトル | Humanitude(ユマニチュード)「老いと介護の画期的な書」 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | イヴ ジネスト |
販売元 | トライアリスト東京 |
JANコード | 9784807264094 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
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購入者の感想
この本を読んでから高齢化社会や介護に関する本が実にたくさん出ているのを知った。それぞれが実にさまざまな観点から書かれている。なるほど、この問題はそれだけ奥が深く、一筋縄ではいかない。そうだとすれば、この問題を深く知ろうとすれば、いったい何冊の本を読まねばならないか、気が遠くなる。でも、心配はいらない。この「ユマニチュード」には、そのすべてが凝縮されている。観点として欠けているものは何もないといっても過言ではない。確かに難解な部分も多い。一見、一般向きしない。それなのに、やさしく、時におざなりに書かれた本に伍して売れている。本は何も一気に読む必要はない。いつか遠くない日に、もしかしたら、遠い将来、自分の身に起こることがある。家族の身に起こることがある。その時に襲ってくる不安が、どのようなものであろうと、この本はその不安に答えてくれる。実に周到な答えが無尽蔵に用意されている。だから、この本は、家庭の常備薬でもある。表紙の画像を眺めるだけでも、救われる。人が老いて天に召されるとき、その本人も、周囲の人たちも、この本によってどれほど心が癒されることか。その恵みを逃す手は、人生の選択肢にありえないと思える。