種田山頭火―うしろすがたのしぐれてゆくか (ミネルヴァ日本評伝選) の感想

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参照データ

タイトル種田山頭火―うしろすがたのしぐれてゆくか (ミネルヴァ日本評伝選)
発売日販売日未定
製作者村上 護
販売元ミネルヴァ書房
JANコード9784623047208
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 句集

購入者の感想

山頭火の伝記です。
彼の自由律の俳句に目を奪われて、句を追いかけるほうに夢中になり、どんな人生を送ったひとなのかは知らないでいました。
放浪の俳人、そのひとことで済んでしまう気がしていたからです。

この本も初めから終わりまで通して読むことはありませんでした。
パラパラとページをめくり、気に入った句を見つけるとそれを味わい、ついでに前後を読んでああそうかと思う。
伝記をそんなふうに読むのは邪道でしょうが、結果としてそうなりました。

山頭火は自身でも日記をかいていましたので、著者の伝記/山頭火の日記/山頭火の句が織り交ぜられています。
わたしは山頭火の句も好きですが、日記(雑文)もいいと思います。
文章にセンスがあるんですね、小説家でもいけたのではないでしょうか。
でも、彼の俳句がなかったらさみしいか。

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