技術者・研究者のための特許の知識と実務―特許出願・権利化業務の実際 の感想
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参照データ
タイトル | 技術者・研究者のための特許の知識と実務―特許出願・権利化業務の実際 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 政治 |
販売元 | 秀和システム |
JANコード | 9784798030531 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 工学 » 発明・特許 |
購入者の感想
「技術者・研究者のための」と題名はついているが、特許にかかわる意思決定を必要とする、技術者・研究者ではないマネジメント層にとり、良い入門書だろう。 新たなベンチャーを始める場合も、新規ビジネスを始める場合も、ビジネスの仕組みの中で何らかの特許侵害をしていないかというのは、重要なチェックポイントだ。 そのような場合に特許事務所と相談することがあるだろうが、その基本知識として読むには最適な概要書だ。
本書は企業の研究者・技術者が身につけるべき知識が具体例とともにわかりやすく示されていて、特に若手など、これから特許について学びたい人がまず読む本として推薦できます。実は、実際に新入社員の教育のため本書を用いています。Fタームを用いた特許検索の具体的な方法も載っているので、本書を見ながら特許検索をして貰っています。
「を含む」と「からなる」の違いなど、物質特許において実務上、重要なミニ知識も載せられていて、経験豊かな人が読んでも参考になると思います。
著者の経歴を見ると鉄鋼メーカーにお勤めの経験があり金属部門の技術士資格も持っているようで、鉄鋼材料関係の例が多いのも納得。特に、材料系、化学系、機械系の研究者・技術者に役立つでしょう。
「を含む」と「からなる」の違いなど、物質特許において実務上、重要なミニ知識も載せられていて、経験豊かな人が読んでも参考になると思います。
著者の経歴を見ると鉄鋼メーカーにお勤めの経験があり金属部門の技術士資格も持っているようで、鉄鋼材料関係の例が多いのも納得。特に、材料系、化学系、機械系の研究者・技術者に役立つでしょう。
会社等で特許を書く必要がある技術者にぴったりの本です。
特許とは何かから始まり、特許を成立させるためのポイントがよくまとめられています。本全体を通して話の流れがよいため、特許について理解が浅かった私も、「なるほど」と理解しながらスラスラと読むことができました。
詳細な説明も参考文献が示されており、これから特許について勉強しようとする方には、手元に置いておくに適した本だと思います。
特許とは何かから始まり、特許を成立させるためのポイントがよくまとめられています。本全体を通して話の流れがよいため、特許について理解が浅かった私も、「なるほど」と理解しながらスラスラと読むことができました。
詳細な説明も参考文献が示されており、これから特許について勉強しようとする方には、手元に置いておくに適した本だと思います。