ゲーム・レジスタンス2 (GAMESIDE BOOKS) の感想

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１巻がとても良かったので２巻も購入。
ゲームサイドや、その前の雑誌などで名物ライターとして知られていた、
原田勝彦氏の原稿をまとめた遺稿集第2弾です。
１巻目は連載コーナーなどをまとめた、エッセイ的なノリでしたが、
本書は単体のゲームレビューなどを集めたものです。

言葉のキレは相変わらずで、多少うろ覚えですが、

「つまりHALOはファイナルファンタジーなんだよ！」や、
（アメリカでFPSは国民的人気で、HALOはその代表格。
日本ではRPGが国民的人気で、FFはその代表格、それと一緒という流れ）

「製作者の精神年齢が著しく低かったのだろう」など、
（海外のなぜかパンチやキックができるレースゲームで、
ライバルが吹っ飛ばされ、バックミラーで見える演出を見て）

ああ、なるほどと思えるようなナイスな表現が多いです。

また、著者はシューティングやレースゲームなどが特に好きなのですが、
大の車好きとあってか、レースゲームを多数レビューしており、
素人目には違いがわからないような細かい違いや魅力を、
事細かく解説しており、レースゲームがついやりたくなります。

とにかく、紹介するゲーム全部が面白そうで、
そのゲームが遊びたくなるだけではなく、
一流のゲームライターとはすごいんだなあと、思わずにはいられない１冊です。