2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書) の感想
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参照データ
タイトル | 2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 神田 昌典 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569797601 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
海外出張の機内で読もうと手にしました。帯の宣伝も刺激的で目にとまりやすいので。
恥ずかしながら、著者の作品を読むのは初めてです。そういえば、たまに名前を見かける人だけど
どんな内容の本を書くのか興味津々でした。
結論から申し上げますと、幅広く本を読んだり情報を得ている方には不要かもしれません。
人口動態による経済覇権の変遷予測(日本の衰退予測を含む)などは色々な書籍、評論家がカバーしている内容です。
また、景気の周期的循環についての考えや、阪神大震災・福島での震災が日本から新たな経済モデル発生の起点になるという
考え方も最近よく目にします。NPOが発展するという考えも、御自身が書いてらっしゃるようにドラッカーから・・・。
で、若い世代への提案が、語学習得(英語、中国語)、日本を飛び出す、ボランティア参加、優秀な人との交流というのでは
あまりに中身がないというような気がします。各章の話はどこかで聞いた内容が多いものの特に批判するつもりは
ありませんが、それを統合しての結論にあまり魅力がありません。
新製品や新コンセプトには全く過去に前例が無かったものはほとんどなく、過去の製品・コンセプトの組み合わせがほとんどだと
いうことは昔からよく言われています。この著作も、過去・現在の色々な考え方を取り入れていますが全く新たなコンセプトを産みだす
ところまでには残念ながら昇華されていません。
【補足】
沢山の投票、有難うございます。
他の方のレビューにもありましたが、私も千賀一生さんが書かれた「ガイアの法則」、「ガイアの法則’’II」という著作を
拝読し、そこに書かれている雄大な文明周期説と日本の果たすべき役割について非常に感銘を受けました。
この二つの著作はどちらかというとスピリチュアル系の本と捉えられており、ビジネス関連本に分類される「2022年・・・」と
ジャンルが異なりますが、周期説に興味のある方は一読されるのをお薦めします。いずれこれらの著作についても
恥ずかしながら、著者の作品を読むのは初めてです。そういえば、たまに名前を見かける人だけど
どんな内容の本を書くのか興味津々でした。
結論から申し上げますと、幅広く本を読んだり情報を得ている方には不要かもしれません。
人口動態による経済覇権の変遷予測(日本の衰退予測を含む)などは色々な書籍、評論家がカバーしている内容です。
また、景気の周期的循環についての考えや、阪神大震災・福島での震災が日本から新たな経済モデル発生の起点になるという
考え方も最近よく目にします。NPOが発展するという考えも、御自身が書いてらっしゃるようにドラッカーから・・・。
で、若い世代への提案が、語学習得(英語、中国語)、日本を飛び出す、ボランティア参加、優秀な人との交流というのでは
あまりに中身がないというような気がします。各章の話はどこかで聞いた内容が多いものの特に批判するつもりは
ありませんが、それを統合しての結論にあまり魅力がありません。
新製品や新コンセプトには全く過去に前例が無かったものはほとんどなく、過去の製品・コンセプトの組み合わせがほとんどだと
いうことは昔からよく言われています。この著作も、過去・現在の色々な考え方を取り入れていますが全く新たなコンセプトを産みだす
ところまでには残念ながら昇華されていません。
【補足】
沢山の投票、有難うございます。
他の方のレビューにもありましたが、私も千賀一生さんが書かれた「ガイアの法則」、「ガイアの法則’’II」という著作を
拝読し、そこに書かれている雄大な文明周期説と日本の果たすべき役割について非常に感銘を受けました。
この二つの著作はどちらかというとスピリチュアル系の本と捉えられており、ビジネス関連本に分類される「2022年・・・」と
ジャンルが異なりますが、周期説に興味のある方は一読されるのをお薦めします。いずれこれらの著作についても