キャリアアップのための 知財実務のセオリー ―技術を権利化する戦略と実行― Practice of IP for career Dev. (ビジネスセオリー) の感想

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法務担当になって10年余、日々の業務も滞りなく遂行でき、問題意識も無かったが、タイトルに惹かれてお盆休みの読書用に購入。結果は大当たり！300頁を1週間かけて読むつもりが、引き込まれるようにして一気に読破。
著者のソニー知財部での経験を踏まえての解説は、実務担当の私には珠玉の教示となり、「そうか！」「なるほど！」の連発。たとえば、「知財の仕事は技術理解が必須」の説明では、その技術知識がない場合はどう対処すればよいか？など、実践に即したヒントが満載である。
知財実務の入門書として格好であるだけでなく、ベテランこそ一読すると、「目から鱗が落ちる」こと請け合い。ご同輩におすすめ！