猫物語 (黒) (講談社BOX) の感想

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参照データ

タイトル猫物語 (黒) (講談社BOX)
発売日2010-07-29
製作者西尾 維新
販売元講談社
JANコード9784062837484
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

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購入者の感想

化物語の前日譚にあたる話。

全体の4分の1が、本筋とは関係のない妹との会話。
けれどその中の、暦の恋愛観についてとか、仲の良い家族の姿が後半への布石になっています。
ちょっと長い気もするけれど、これがないと西尾維新ではないので気にならなかったです。
家族同士の会話独特の、低レベルでツーカーな感じが好きです。

後半は怒涛の展開。
暦が「つばさキャット」で「たかが恋愛のストレスが〜」云々と発言したのも仕方ないくらいきつい生活だった羽川。
でもそこに至るまでには段階があって、どちらが正しいとかそういう問題じゃないのでしょう。
暦が羽川と付き合うことにならなかった理由が納得できました。
それと同時に「つばさキャット」の告白シーンの印象が変わりました。あとできちんと読み直します。

それにしても、5月7日(日)に羽川の事件が解決し、翌8日(月)の朝まで事後処理に費やして急いで学校に行ったら戦場ヶ原と遭遇し、放課後には記憶をなくした羽川と普通に会話して、夜には戦場ヶ原の怪異を解決し、14日(日)には戦場ヶ原と付き合いだした暦ってすごい(笑)

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