The Lady's Maid: My Life in Service の感想

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タイトルThe Lady's Maid: My Life in Service
発売日販売日未定
製作者Rosina Harrison
販売元Ebury Press
JANコード9780091943516
カテゴリ » 洋書 » Special Features » all foreign books

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購入者の感想

 魔がさして読んでしまった。もちろんテレビシリーズ「ダウントン・アビー」の便乗物。1975(昭和50年)発刊を再刊したから活字が不鮮明、p.298の印刷ミスもそのまま!万事雑なイギリスらしい。40年も経っているから、注が欲しいところだが、これも一切なし。これらの魂胆みえみえの便乗商法で星一減。
 内容は二次大戦を挟んだ時代のアスター子爵夫人付のメイド嬢(明治33年生)のライフ・ヒストリー「生活と意見」。読み始めて、オヤオヤと思ったのは、アスター家が舞台だった。同家は名だたる米国の大富豪で、世界最高級のホテル、ウォードルフ・アストリア・ホテルに名が残る。イギリスで館と爵位を手に入れた。他にも、歴史的に興味深いミニ言及が当然ながら多い。戦争中のプリマス空爆(コベントリーの次に激しかったとか)、よく事故を起こしたデ・ハビランド・コメット機(懐かしい!)、アメリカ上院議員マッカシーへの暴言(よくぞ言った!)、医者を信用しないクリスチャン・サイエンス信仰、等々。アスター夫人のこと、その他いろいろをとやかくいう身分ではないと言いつつ、言いまくる!!夫人とはlove-hate relationship、まあ人生はこんなです。英国民俗誌の資料ともなりうる中々の拾い物!!

テレビドラマ「ダウントン・アベイ」に影響を与えたと思われるノンフィクション(?)。
19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて、貴族の家庭に仕えたメイドの物語。

邦訳「お黙り、ローズ」を買おうとして在庫がなかったため英語版を買いました。平易な英語で書かれているので、どんどん読めますが、膨大な数の地名・人名が出てくるので、訳はどうやってこなしたかが、気になります。

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