未完成―住宅顕信句集 (顕信文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 未完成―住宅顕信句集 (顕信文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 住宅 顕信 |
販売元 | 春陽堂書店 |
JANコード | 9784394700531 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 句集 |
購入者の感想
住宅顕信(すみたくけんしん)の句集は他にも買い求めたが、初めて買うならこれをオススメ。持ち歩ける文庫サイズが嬉しい。
白血病で25歳の若さでこの世を去った顕信。仏教に帰依したり重病と闘ったりの日々の中で、尾崎放哉全集を二冊つぶすまでに読みこんだ深さが句の奥行きを築いたのだなと感心。昨今の、センスが身上の歌人俳人とは一線を隔すなにかがある。モノクロームの写真との相性も良い。
雑踏でも、開いた頁からすぐに彼の世界に沈静することができる。
白血病で25歳の若さでこの世を去った顕信。仏教に帰依したり重病と闘ったりの日々の中で、尾崎放哉全集を二冊つぶすまでに読みこんだ深さが句の奥行きを築いたのだなと感心。昨今の、センスが身上の歌人俳人とは一線を隔すなにかがある。モノクロームの写真との相性も良い。
雑踏でも、開いた頁からすぐに彼の世界に沈静することができる。