F1MODELING Vol.60 の感想

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50ページを越えるマンセル特集です。
今回のようなドライバーを特集する場合、乗車したマシンを全て羅列すると、それぞれの車体の紹介密度が著しく低くなるのは致し方ないところです。
ただ、このF1モデリングは自己満足で無駄と言える紙面構成により、自ら掲載写真を少なくしています。

例えばマンセル特集の2・3ページ目、FW11B正面ショットを見開き。
4・5ページ目、639俯瞰ショットを見開き。
6ページ目、空手着のマンセルを丸々1ページ使用。
デカい紙面（Ｂ４サイズ）だから迫力があると思っているようですが、ユーザーのために1枚でも多くの写真を掲載しようという姿勢が見られません。

また、今季シーズンのリザルトについては以前の1レース1ページという最大の無駄はすでに改正されていますが（現在は2レース分で1ページ）、そもそも写真資料誌であるこの本に、そして3ヶ月に1回発行のこの本にリザルトデータの掲載を求めているのでしょうか？
同じくニュース記事についても、3ヶ月毎の発行を考えると必要なのかと思います。
中途半端な情報を載せるより、写真情報誌に徹したほうがいいのではないでしょうか。

Ｂ４サイズに踏み切ったことにより、かえって粗や無駄が目立つ紙面になりました。
そもそもモデラー向けならば、こんな大きな本を作業台で開いて見ること自体、ユーザー目線ではなく自己満足なサイズだと言わざるを得ません。

ただ写真を眺めていたい方にはいいと思いますが、モデラーの方にとっては広すぎて浅すぎるマンセル特集でした。

ところでAmazonさん、一般書店よりも一週間も入荷が遅れた理由は何ですか？