長生きするのはどっち? の感想

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タイトル長生きするのはどっち?
発売日販売日未定
製作者秋津 壽男
販売元あさ出版
JANコード9784860637262
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 健康法

購入者の感想

・健診の有用性
・いわゆる癌放置の近藤理論の否定
・糖質制限食の否定

いろんな意見があってかまいませんので、
あとは何が正しいか読者自身で決めるだけです。

ただ本書には疑問が残る部分が散見されます。

・炭水化物は脳や全身に不可欠?
『糖が体や脳の活動に携わります』
脂肪酸、ケトン体も脳・筋肉の基本エネルギー源なので語弊がある表現です。
『筋肉を動かすエネルギーのもとも糖質』
筋の通常運動時の主なエネルギー源は脂肪酸・ケトン体であり、明らかに誤りです。

・適度な運動の定義があいまい
『ランニングではなくウォーキング』
ウォーキングの定義もあいまいですし、
人によって適度な運動(活動量)も違います。

・健診は薬漬けにならないの?
『大切なのは過去と今の(健診)データを見比べること』
のために『毎年見比べていきましょう』とあり、
つまり著者は「毎年健診を受けなさい」と主張しています。
一方
『(わからない疾患に対し)検査漬け、薬漬けにしてしまうのはどうなのだろう』
と主張されている通り、「薬の出しすぎ」を批判しています。
それ自体は良いのですが、健診により薬漬けにされることが多い昨今に対し、
毎年受ける健診に無駄な項目がないか、無駄な処方がないかにメスを入れてほしかったです。
「健診を毎年受けなさい」だけでは「薬漬け」が増えるだけです。

・実は糖質制限肯定?
糖質の「過度」な制限は否定していますが、
三食のうち、一食はお米を抜きましょうとプチ糖質制限を推奨しています。
炭水化物、脂質、蛋白質は『体に必要な三大栄養素』であり、
『バランスのよい食事』を推奨しているなかで、お米「だけ」を抜けばバランスが悪くならないでしょうか。
ということは「我々は炭水化物を過剰に摂取しているので少し減らせ」の意に捉えられ、
糖質制限推奨とも読み取れます。
主張があいまいです。

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