[クラークス] Clarks Nature Three の感想

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この靴を買う前にはNature2のブラウンとブラック、ヌバックのオリーブの3足を代わる代わる履いていました。
靴底が少し滑りやすいものの革がすごく柔らかくて履きやすく非常に気に入っていましたが、2の最大の弱点である「加水分解」（ネットで検索するとすぐに出てきます）で3足とも2〜4年でソールがパカッと外れ、立て続けに逝ってしまいました。
直営店にはまだ2の在庫がありましたが、二度と買いません。

本品3は2と同サイズの「7G」を購入、使用2年。
長さはちょうど良かったのですが、2に比べて革がやや硬くシルエットが細めで履き心地が堅く、足の調子が悪いときには甲の部分の締めつけがきつくて痛くてなってしまい、シューストレッチャーで横幅を伸ばして履いています。
雨水の侵入、汗などでのインナーソールの色移りには注意が必要で、靴下がオレンジ色になりました。
2の時にはこんなことはなかったのですが。

作りは丈夫になり、革の風合いは2と同様安っぽさが微塵もなく、デザインも個人的にはとても気に入っていますが、造りのつめが甘いです。
購入したものはベロの長さが左右で5mmほど違っていて、ベトナム製ゆえ？
この程度で交換してもらうのも面倒だし、使用には差支えがない程度なのでそのまま履いています。
歴史あるシリーズの後継としては、少々残念です。

Nature2と比べて甲のベロが厚く、かかとを包む部分が柔らかいので、問題であった、ベロの巻き込みと初期の靴ずれがありません。しかし、靴ひもを最大限ゆるめても甲まわりが若干きつめです。皮だから馴染んでくれると思います。履き心地はかなり快適です。ソールのクッション感覚は２の方が良かったのでマイナス１。

クラークスは最高にイイんだけど、少々お値段が張るので、なかなか手が出ないんですよね。
でも、今回のクラークスは生涯最高の靴と言ってもイイ位に気に入りました。