田中雄二の漢文早覚え速答法―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS) の感想
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参照データ
タイトル | 田中雄二の漢文早覚え速答法―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田中 雄二 |
販売元 | 学研マーケティング |
JANコード | 9784053011589 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » 古典 |
購入者の感想
「いがよみ」に着目して覚えるという方法は斬新だと思うし、また巻末に掲載された漢文は基礎固めの確認にもってこいであると思う。
内容はそれほど悪くはないのだが、いかんせん筆者の口ぶりが「この参考書だけが素晴らしい。他の参考書はダメ。私だけを信じなさい。」といったスタンスであるように思えて仕方がない。
そしてもちろん、そんなことが現実であるはずはない。
実際、この本において「出ない」とされた句法であっても、近年のセンター試験には出ているのである(これは実際に過去問題を解くことで実感出来るであろう)。
これが「あまり出ないが一応覚えておくこと」といった扱いであればそれほど問題ではないのだが、この本ではハッキリ断定してしまっている。これに読者は騙されてはいけない。
「これは出ない」と言われれば楽をしたい受験生は喜んで飛びつくだろうが、実際は出てしまっている。そうであればやはり観念して覚えるしかないのである。
導入としてこの本を使うのは良いが、センター試験を”宝くじ”にしたくなければ、それだけで終わらせない方が良いだろう。
内容はそれほど悪くはないのだが、いかんせん筆者の口ぶりが「この参考書だけが素晴らしい。他の参考書はダメ。私だけを信じなさい。」といったスタンスであるように思えて仕方がない。
そしてもちろん、そんなことが現実であるはずはない。
実際、この本において「出ない」とされた句法であっても、近年のセンター試験には出ているのである(これは実際に過去問題を解くことで実感出来るであろう)。
これが「あまり出ないが一応覚えておくこと」といった扱いであればそれほど問題ではないのだが、この本ではハッキリ断定してしまっている。これに読者は騙されてはいけない。
「これは出ない」と言われれば楽をしたい受験生は喜んで飛びつくだろうが、実際は出てしまっている。そうであればやはり観念して覚えるしかないのである。
導入としてこの本を使うのは良いが、センター試験を”宝くじ”にしたくなければ、それだけで終わらせない方が良いだろう。