地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書) の感想

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タイトル地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)
発売日販売日未定
製作者増田 寛也
販売元中央公論新社
JANコード9784121022820
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

少子高齢化、人口減少、出生率の低下、また企業のグローバル化など
もはや当たり前の様にテレビなどで見聞きする言葉だが
これらが複合的に絡み合い、特に地方の人口減少を問題視し、
また在住する市町村が壊滅的な状況に追い込まれる将来に
警鐘を鳴らしている。

詳細は著書に委ねますが、東京の人口一極集中(極点社会と定義)、
若年女性人口の減少、東京の本社機能一極集中、
企業の雇用形態の問題性、結婚希望者の低減、
結婚希望者の既婚率の悪化、既婚者夫婦の出産率の低下、
核家族化の増加、年金受給者の増加、故郷に戻らない人口の増加、
東京の人口一極集中により若者が職に就けない問題が顕在化、
など上げだせばきりがありませんが、データを元に解説しているので
説得力があります。

もちろん現状でも財政的に余裕のある自治体は存在し
一体に何が違うのか?という事例もピックアップしており
もはや待ったなしの改革が必要だと訴えている。
(すぐに実行に移しても効果が出るのは30年後・・)

最終章では全国市区町村別の将来推計人口という
データの一覧があり、あくまでも予測ではあるが
恐ろしいデータである。

人口増加を早急に行うべきか?または人口減少をある意味受け入れ
規模にあった社会を構築していくべきか?または車輪の両輪の
様に両方行うべきなのか?喫緊の問題とは言え、あまりにも
課題が多すぎる人口問題を理解する上では良書だと思います。

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