フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~ の感想

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タイトルフランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
発売日販売日未定
製作者ジェニファー・L・スコット
販売元大和書房
JANコード9784479782995
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

この本がはやってからしばらくしてから、実践された方から「着る服がなくなった」とあわてておられた方を複数見かけました。
湿度や四季が異なるフランスでの10着そのままの実行は、日本では難しいです。
ですが、フランス人というよりは「パリ在住」のハイソサエティな生活をされておられる方たちのお話で、日本の文化や思考との差異を学ぶことができました。

一年通して10着ではなく、1シーズン10着、コート含まず。なので実はめっちゃ服持っとるやんけ!!
と言うことです

タイトルは良いが、内容は薄い。典型的ななんちゃって本である。

若いアメリカ娘がフランス人貴族の家にホームステイしてカルチャーショックを受け、健康で持続的なライフスタイルに目覚めかける。ただ、それだけである。

「質の良い10着の服を上手に使い回すなんて凄くね?」とか「食材は無駄なところを残さないの、感激!」とか「おやつは身体にいいものを食べるの!」とか、日本では極々当たり前のことを目から鱗のようなノリで書いている。作者は大量消費にまみれた典型的なアメリカ人だったのだろう。

日本でまともな教育を受けた人なら、「え?そんなの当たり前じゃん」的な感想を持つと思う。
逆に、今まで大量生産大量消費の渦中にいた人は、これを機に日本古来の素晴らしい文化を再認識して欲しいと思う。

タイトルに惹かれて思わず購入してしまいましたが、残念ながら、目新しさはありませんでした。
私が20代前半の頃に出会っていたら、素敵な本だったかもしれませんが、40代となった今では、「なんでもない日常を丁寧に生きる」ことは日々意識していることです。(実践しているかどうかは別として)
フランス人云々よりもアメリカ人の筆者の雑な部分が垣間見える一冊かも。

必要最低限のものでも十分に生きていけること。

ただ質素にすごすというわけではなく、そこにあるものとどのように向き合うのかで人生はいかようにでも楽しくなる。

頭ではわかっていても、ついモノの溢れる日本で過ごしていると忘れてしまいがちなことを気づかせてくれる本です。

読んだ後もずっと取って置いて"忘れた頃にまた読み返したい"そんな気持ちになる様な本でした。
時代は問わず上手に潤った生活を実践していくバイブルだと思います。人によって価値観は違うとは思いますが、是非おすすめします。

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