江戸衣装図鑑 の感想

165 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル江戸衣装図鑑
発売日販売日未定
製作者菊地 ひと美
販売元東京堂出版
JANコード9784490107982
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

作者の菊池ひと美さんはこの本の著者紹介によると、衣装デザイナーとして勤務後、早稲田大学に社会人入学され、その後江戸時代の風俗研究をされている方のようです。
当初は江戸時代の着物を漫画で紹介されてるんだろうなと思い、余り期待せずに入手したのですが…驚きました。イラストはすべて当時の史料に基づいて作成されていました。また、タイトルは「衣装図鑑」となっていますが、実際は髪型や化粧、さらには当時の着物の管理法についても言及されており、「風俗図鑑」といった方がいいと思います。
内容は
・江戸時代に至るまでの着物の歴史
・江戸時代の男子の服飾(身分別)
・江戸時代の女子の服飾(時代別(初期〜中期)、身分別(後期))
・江戸時代の女子の化粧
・上記以外の人々(遊女、子供、農漁民)
・下着や雨具など
・冠婚葬祭の着物
・小物
となっています。
読んでいて特に印象に残ったのは
・江戸時代の女性の化粧は年齢によって全く異なり、特に町人の既婚女子は(おそらく)現代では“お化け”のような様相だった
・農漁民の着物の史料はほとんどないのが現状
です。
江戸時代の風俗に興味のある方は、取りあえずこの本を持っていれば大変参考になります。
なお、イラストはオールカラーなのでその点も分かりやすくて良いです。
唯一の欠点はサイズの割にかなり重いことでしょうか。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

江戸衣装図鑑 を買う

アマゾンで購入する
東京堂出版から発売された菊地 ひと美の江戸衣装図鑑(JAN:9784490107982)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.