積木の箱 [DVD] の感想
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参照データ
タイトル | 積木の箱 [DVD] |
発売日 | 2014-06-27 |
監督 | 増村保造 |
出演 | 若尾文子 |
販売元 | KADOKAWA / 角川書店 |
JANコード | 4988111289605 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ |
購入者の感想
嘉代姐さんが、映画テレビで観なくなり寂しい限りです。70歳になっていても綺麗なんでしょうね。
宣伝では「メロドラマ」となってるようですが
実際はドロドロの「憎愛家族劇」で、裕福だけど、たくさんの問題を内服し軋み出している一家の行方を描いています。
その崩壊寸前のセパレート親子を掻き回す松尾嘉代の肉感と、ねちっこい色気は絶品です。
扱いとしてはトップみたいですが若尾文子の存在感は少々薄く、役柄的なモンも有るでしょうが、受け身で佇む存在でしかない、ちょっと損な役回りに感じましたね。
てか、松尾嘉代の肉欲魔女芝居に多くの役者は喰われてしまっています。
内容からすると、とてつもなく重苦しい作風にも成りかねませんでしたが、増村保造監督はサクサク物語を進めて行き、緒形拳扮す「解りやすい良心」を体現する教師役が清々しいアクセントとなり、相変わらず深刻に話は展開しますが、「なんか嫌なモノを見てしまった」との悪印象は残りません。面白かったです。
また、本編の同一場面でも特典収録の予告編では別アングルで撮影された映像(←シチュエーション自体が全然違うモノも有る)が数点使われており、そこも見逃せません。
実際はドロドロの「憎愛家族劇」で、裕福だけど、たくさんの問題を内服し軋み出している一家の行方を描いています。
その崩壊寸前のセパレート親子を掻き回す松尾嘉代の肉感と、ねちっこい色気は絶品です。
扱いとしてはトップみたいですが若尾文子の存在感は少々薄く、役柄的なモンも有るでしょうが、受け身で佇む存在でしかない、ちょっと損な役回りに感じましたね。
てか、松尾嘉代の肉欲魔女芝居に多くの役者は喰われてしまっています。
内容からすると、とてつもなく重苦しい作風にも成りかねませんでしたが、増村保造監督はサクサク物語を進めて行き、緒形拳扮す「解りやすい良心」を体現する教師役が清々しいアクセントとなり、相変わらず深刻に話は展開しますが、「なんか嫌なモノを見てしまった」との悪印象は残りません。面白かったです。
また、本編の同一場面でも特典収録の予告編では別アングルで撮影された映像(←シチュエーション自体が全然違うモノも有る)が数点使われており、そこも見逃せません。