継母強奪 私は義息に奪われた (リアルドリーム文庫) の感想

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タイトル継母強奪 私は義息に奪われた (リアルドリーム文庫)
発売日2014-09-10
製作者屋形宗慶
販売元キルタイムコミュニケーション
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なかなか押しの強いタイトルだと思うが、この通りに進む実父からのがっつりな寝取り話。イマドキのようでありながら、退廃的な自堕落には1970年代っぽさを感じて、何だか久し振りに見た気がする昭和テイストなワルのようでもある主人公(義息)が、悪童達に囲まれて、お山の大将よろしくヤッているのだが、こうした反抗的な行動、もしくは31歳の麗しい継母を堕とす動機の背景に幼少期のトラウマを盛り込む奥深さがあった。愛情を向けられることなく裏切られた実母から女性への不信。仕事ばかりに精を出す実父に対する情けなさと嘲り。こうした感情の蠢きがベースにあるため、継母への恋情や肉欲ではなく、その先にいる実父への強烈な当て付けが本懐になっているところに違いが見て取れる。

官能シーンでは、継母の感度の良さが伝わる描写が効果的。夫(実父)に操を立てて抵抗するもあえなく貫かれ、最初から中出しを喰らってしまうのだが、同時に、夫では満たされなかった、あるいは満たしてくれなかった快楽の虜にもなっていく。この意味では肉欲に堕ちるのは早いのだが、ここから心も溺れていく展開になっていくため、後半から終盤にかけては、貞淑さを失った牝豚のごとき隷属の醜態を晒すまでに変わり果てる継母である。

エスカレートを極める調教的責めには、主人公に付き従う悪童達に継母をあてがったり、それを主人公に喜ばれようと受け入れたりする展開もあり、そうしたシーンの味付けも含めて多少好みの分かれるところもあるが、継母の身も心も実父から奪い取って復讐を果たした主人公の心に残ったものを描き出したのはなかなか良かった。過去のトラウマは心にぽっかり空いた渇望という名の穴であり、その穴が継母によって埋められていくこと。継母もまた夫では決して得られなかった深い関わりを義息から与えられたこと。これらにより最後は(かなり歪んではいるものの)再び、そして心も体も一つになった親子の関係に昇華したと見ることもできよう。ヤッてることにはかなり下衆な面もあるのだが、この2人の心情に目を向ければ悪い結末でもないように見えてくるのは不思議である。

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