[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術 (中経出版) の感想

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タイトル[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術 (中経出版)
発売日2014-01-30
製作者永田 豊志
販売元KADOKAWA / 中経出版
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購入者の感想

内容と他の方のレビューの評価の高さに惹かれて購入しましたが、その後永らく「積ん読」していました。
最近になって自分の企画業務の中で、人に「伝える」技術の体得の必要性を痛切に感じ、熟読してみました。
ありきたりな言葉ですが、目からウロコが落ちる思いです。
確かに自分の経験に照らし合わせてみても、人間が物事を理解する場合あたまのなかには「箇条書き」があるのではなく「絵(あるいはそれが動くアニメーション)」が浮かんでいるわけです。
それを言葉で伝えようとするから相手のあたまのなかに自分と同じ「絵」が移植されるという保証はなく、誤解や認識のずれがでてしまうのですね。
だから最初から図解で理解し、それを書き出し、それを相手に見せながら話すことにより速く正確に自分の理解と考えを相手にわかってもらうことができます。

これを職場で自分の仕事に応用しはじめてから3週間くらい経ちますが、確実に何かが変わったという実感を持っています。
・まず自分が見聞きしたこと、もやもや頭の中で考えていることを箇条書きでなく、紙の上で図解化してみる。これだけでずいぶん頭がすっきりします。
・次はその紙をもとに打ち合わせの場で上司や同僚に自分の考えを伝える。口頭で説明するよりも驚くほど効果があります。
・それ以外に最近実践していることは、どんな小さな打ち合わせであっても、かならず10枚位上A4のウラ紙をクリップボードに挟んで持っていくようにしています。
 その場の議題に応じて「あなたの言っていることはこういうことか」とウラ紙に図解を書いて確認する。あるいは自分の考えを「私はこう思うんですが」といいながら図解化して示す。
 そうすると、面白いほど議論が進みます!みんな口頭で説明・質問しあうのをやめ、私の書いた図解を指し示したり自分のペンで書き加えたりしながら話すようになるのです。
 これは実務的にいうと短時間で議論すべきことがまとまりやすいという効果もさることながら、自分の聞きたいこと、話したいことを自分の図解によって「制空権をとる」ことができるという強みにつながるというのが予期せぬ効果でした。

 今までも図解に関する本は読んだことがありましたが、本書は自分にとってピタリと一致するコンテンツでした。

 「図解をつかいなさい」という本は多いですが、どうやって、どんなふうに、という具体的な部分にフォーカスをあてた本は少なかったと思います。

 メモにイラストが使えたら楽しいし、理解も深まる。そして記憶に残る。良いことづくめのテクニックです。

 でもイラストに自信がないひとって多いと思います。私もそのひとり。

 本書の手描きの実例は違います。とってもシンプルです。これなら誰にでも描けそうです。

 永田さんの書籍はリファレンス本として並べておくのが良いです。じっくりと読むというよりも、気になったときに開いてみる。そんな使い方をしています。

 今後も図解メモを身につけるべく、実践していきたいと思います。

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