堀内カラー（ＨＣＬ） ローパスフィルター用デジタルクリーニングペーパー（厚紙・業務用140枚入り） の感想

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同社のレンズクリーナー液とあわせて使っています。

同レンズクリーニングペーパーよりも繊維がきめ細かく柔らかで、厚手で吸水性にも優れているため、より素早い拭き取りが可能です。

ケバ立ちは目立ちませんが、フィルター枠など金属部品に接触するとさすがに繊維が残ります。残った繊維は細かく、ブロワーでは飛びにくいこともありますが、エアダスターを使えば拭き上げた面に手を触れず吹き飛ばせます。(エアダスター使う場合は使用上の注意書きを必ず守って下さい。)

一枚あたりの単価が高く割高に感じますが、通常のペーパーより耐久性が高く、上手く使えば分解した50mm標準レンズ一本分(レンズ表面10面ほど)ぐらいの面積を一枚で拭き上げられます。結果的にコストパフォーマンスは良いかもしれません。

今後は、通常のメンテナンスにはクリーニングペーパー、ここ一番(コーティングの薄いオールドレンズやローパスフィルター清掃)ではこの製品と使い分けようと思います。

(2012/11/04追記)
化学繊維(アクリル繊維、ポリエステル繊維)が原料のため、素手で扱うと静電気で手に引っ付く場合があります。これから乾燥する時期は、同社の静電防止効果のあるデジタル手袋と併用したほうが良いかもしれません。