リースの知識 (日経文庫) の感想

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タイトルリースの知識 (日経文庫)
発売日販売日未定
製作者宮内 義彦
販売元日本経済新聞出版社
JANコード9784532111731
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購入者の感想

他の方のレビュ−で、リースについての書籍の定番とある通り、
非常に分かりやすい良書でした。
全く知識のないままに読み始めましたが、リースの先進国である
米国での歴史など、読み物としても興味深い内容でした。
商売のオプションとしてぜひ、読んでおいて損はないと思います。

 リースというシステムは仕事上でも度々お世話になるし、意外と知らない間にその恩恵に浴していたりもしている。
 「リース」と「レンタル」の違いをはじめ、なんとなくリースというものを利用しているが、案外これをきっちり説明できるかというと怪しいモンなのではないか。かくいう私がそうであり、本書を読んだ動機である。
 本書の著者はオリックスの宮内義彦氏であることからしても、内容はしっかりしており、リースの歴史など直接関係ないが興味深い周辺のトピックスなども紹介されており、効率よく、楽しく勉強ができた。良書です。

ビジネスの現場では、詳細な実務はさておき、いろんなことを広く浅く知っておかないといけない、ということがよくあるが、リースか買い取りか、という命題もそのひとつであろう。
著者は日本で最初にリース事業を立ち上げたオリックスの会長、宮内氏である。リース産業の歴史、リースと買うのとはどっちが得か、リースとレンタルの違い、リースのビジネスモデルなど、包括的な概説となっている。特に、お金を融通するのが「金融」なら、リースは物を融通する「物融」である、という概念がわかりやすかった。
何事もその道の真の達人の話は平易である、という。その意味で、宮内氏はやはり「リースの真の達人」なのだと思う。良書である。

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