徹底攻略 Cisco CCENT/CCNA Routing & Switching 教科書 ICND1編[100-101J][200-120J]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略) の感想

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この本を使ってCCNA Routing and Switching認定を取得できました。

まず、この本はあくまリファレンスです。

この内容が完全に頭に入っていてきちんと理解できていれば
ICND1は合格できると思いますが効率的ではないです。
この認定はとにかく問題演習量がものをいうので、別途問題集必須です。

最初は2周ほど軽く流し読み、あとは問題集をやりながらわからないところをこの本で補完していく
というやり方が一番早いです。なにせ分量が多いので特に素人だとそれだけで嫌になりそうですが
すべて覚えてしまう必要はないです。適宜参照する参考書です。

内容は十分に詳しく、わかりやすいと思いますが本当に素人で全く初めから勉強しようとされる方には
少し難しく感じられるかもしれません。そういう場合はもっと基礎的な本を1冊読んでから取り組むと
全然違ってくると思います。

結構重たいので持ち運びは少し大変です。問題集も持ち歩くなら結構な重さになります。
その分、分厚く詳しいとも言えると思います。

内容は絵での説明も多く、大事な個所、暗記すべき個所等の指示もあったり、用語の補足もあったりととても見やすいです。
しかし本書は参考書なので、大事な部分等を繰り返し見直すために、栞機能が必須かと思います。
ところがKindleFireでの閲覧では栞・ブックマーク機能が使えず、サポートに確認したらKindleFireの仕様だそうです。Kindleアプリでの閲覧では栞機能が使えるので、KindleFireの怠慢だと思われます。
電子書籍で勉強をしていて、大事な個所は紙等にページ数をメモし、それを元にページ検索とか、あまりスマートではない気がします。
紙本に比べて５００円程安いですが、そもそもが安い本ではありませんし、勉強するにあたって大事な個所に付箋でマーク等できないのはストレスになるので、KindleFireで購入するのであれば、紙本で勉強したほうが頭に入ると思います。
何れ改善されるかもしれませんが、私はKindleFireでの購入は失敗したと思っています。