アンダーグラウンド 2枚組 [DVD] の感想
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参照データ
タイトル | アンダーグラウンド 2枚組 [DVD] |
発売日 | 2012-04-28 |
監督 | エミール・クストリッツァ |
出演 | ミキ・マノイロヴィチ |
販売元 | 紀伊國屋書店 |
JANコード | 4523215072977 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
『アリゾナ・ドリーム』『黒猫・白猫』とクストリッツァ監督作をみてきましたが、底抜けの明るさと、賑やかなリズムで鳴り続ける音楽と、生と死がごっちゃになった、独特のパワーに魅せられて、なぜこの監督は、こうもパワフルに生と死を描くのか? と不思議に思っていましたが、それが本作『アンダーグラウンド』を観て、なんとなく、わかったような気が、しました。
特に印象的だったのが、燃えながら動き続ける車椅子。
そして、悲しいけれどハッピーなラストシーン。
・・・ある意味において、「キツい画」でもあったので、観賞後しばらくは、クストリッツァ作から離れていたいと感じ、離れてから、なるほどなあ、と思いました。だからこの監督は、こうもパワフルに生と死を描くのか、と。
戦争映画ではありながら、生と死が、明と暗が、悲劇と喜劇とが手を結んでいるので、教育的な映像とちがって、深刻に平和について考えることはできない、けれど、笑うしかない場面が銃弾となって胸に撃ち込まれて、あとから疼く感じです。悲しい、痛い、でもむずがゆい傷痕です。やっぱり笑ってしまっても、いいのかもしれません、でも忘れないでおきます、監督。
特に印象的だったのが、燃えながら動き続ける車椅子。
そして、悲しいけれどハッピーなラストシーン。
・・・ある意味において、「キツい画」でもあったので、観賞後しばらくは、クストリッツァ作から離れていたいと感じ、離れてから、なるほどなあ、と思いました。だからこの監督は、こうもパワフルに生と死を描くのか、と。
戦争映画ではありながら、生と死が、明と暗が、悲劇と喜劇とが手を結んでいるので、教育的な映像とちがって、深刻に平和について考えることはできない、けれど、笑うしかない場面が銃弾となって胸に撃ち込まれて、あとから疼く感じです。悲しい、痛い、でもむずがゆい傷痕です。やっぱり笑ってしまっても、いいのかもしれません、でも忘れないでおきます、監督。