キングダム 29 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) の感想

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参照データ

タイトルキングダム 29 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
発売日2013-05-17
製作者原泰久
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

何ということだ。

何なんだ、この面白さは。

もう興奮すればいいのか、ため息をつけばいいのか、絶叫すればいいのか、よくわからない。

誰もがいうように、毎度まいど読み応えがあるだけですごいことだ。
読んでも読んでも、戦いが延々続いても、決してマンネリにならない。
マンネリどころか、ますます面白いではないか。
しかもこの巻では、信がほとんど登場しないのに、である。
今までの中でも、最も楽しめる巻のひとつだと思う。

ここ数巻に続いて、大国秦と、これに対抗する合従軍との歴史的な決戦が描かれる。
それも、合従軍の中でも盟主格の超大国楚と秦の主力との激突だ。
数に勝るだけでなく、楚軍の豪傑たちの能力が半端ではない。

そして、いつものことだが、いやいつも以上に、戦いの一つ一つが興味深い。
その戦いとは、大きく言ってしまえば、
「策」、つまり知略、作戦と、「武」、すなわち個々の力と技の二つからなるだろうが、
これまたいつものことながら、両者のバランスが絶妙だ。

策では何といっても、今回の巻の表紙を飾る楚の不気味な女性将軍カリン(漢字が書けない…)。
その考えは敵味方を問わず周りもまったく読めていないが、それは読者も同じだろう。
そして後半は一転、天下最強の名を賭けて、楚の総大将汗明と秦随一の武将蒙武との真っ向勝負。
これが今回のハイライトだ。
何というぜいたくか。
蒙武といえば、史実ではビッグネームでも、このマンガではここまで、
顔のいかつさを除けばあまり目立っていない。それがどうなるのか。

策の動きは軍単位など組織のダイナミックな動き、
他方、武の魅力は、古い時代ならではの、一対一の「個」のぶつかり合いで、
英雄豪傑の魅力が全開である。(黒目が消えるド迫力!)
この大小の絡み合いがすばらしい。
大きな物語のうねりも、細かいシーンの魅力も、ともに一級品だ。
ぜいたくすぎる。

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