散人左道 （2） (ヤングキングコミックス) の感想

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　舞台は現代ながらその世界は、西遊記や、封神とつながる世界である。そこにいるのは仙人であり、妖怪である。
　隣人と称されるこの世の外にいるものたちを倒し、鎮め、封じる主人公は実のところあまりやる気がない。風向くままに生きているのは飄々として仙人めいている。ただ、その彼が、自分自身のプライドのために本気になるそのさまは見ていて心地よかった。
　とはいうもののこの二冊目で終わり。次回作を期待しております。