ことばと文化 (岩波新書) の感想

218 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトルことばと文化 (岩波新書)
発売日販売日未定
製作者鈴木 孝夫
販売元岩波書店
JANコード9784004120988
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 言語学 » 言語学

購入者の感想

この本の2年後に出版された『閉された言語・日本語の世界』と論旨が通じていることがいくつかあり、両方読むことで筆者の考え方をより良く理解できる。
我々は、日本という、独自の歴史ある文化をもち、ほぼ日本語1言語のみという、圧倒的な強さをもった言語を持っている。それが当たり前と思って過ごしてしまう我々日本人に、この本は、日本語を文化という視点から焼きなおし、他文化や他言語との比較・対照することで、全体を通し、より客観的に日本語を捉えさせてくれる。
本の全体的な論旨内容としては、ものに対することばのつけ方、ことばの意味と定義の仕方の違い、他称語等、言語学で「意味論」として扱うところが多く、出版から30年以上たった今でも色あせることがなく、強い説得力と新たな発見のあるオススメの本である。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

ことばと文化 (岩波新書) を買う

アマゾンで購入する
岩波書店から発売された鈴木 孝夫のことばと文化 (岩波新書)(JAN:9784004120988)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.