S.H.フィギュアーツ パトランプ男 の感想

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２００７年より開始された映画館におけるマナームービー。初期ＣＭではカメラ男に対してランプが光るのみの登場だったが、その後の第２期ＣＭから正式に登場したキャラクター。
今ではカメラ男と同様？に人気が出て、おかげでフィギュア化とあいなった。

商品の購入方法・理由は人それぞれだが、恐らくカメラ男を購入する方はこちらもセットで購入するはず。少なくとも自分はそうした。それぞれ約２０００円なので、セットで購入しても４０００円。安いとは思わないが、高くもないと思うのはフィギュア収集による金銭感覚の麻痺だろうか。

さて、カメラ男と同じく、その細身を活かした可動性は良い。カメラ男と並べて因縁の対決？を再現するのも良し、後ろから羽交い絞めにするも良し。何にせよカメラ男と一緒にいてこそ意味があると思う。
もう少し価格が上がればランプが光るギミックくらいは搭載されたのだろうか。

本気でＣＭを再現するならカメラ男もこのパトランプも３体ずつ購入する必要があるのだが、とりあえず１セットずつで満足。

ネタとしては非常に面白いです
是非カメラ男とセットで購入して下さい
造形や塗装も問題なく、元ネタのアブノーマルな雰囲気がよく出ている素晴らしいフィギュアだと思います

ただし、アクションフィギュアとしては、★1つです
まず、腕の可動が悪いです
カメラ男もそうなんですが、出張っている肩に対して腕が入りこんでるような構造なので、腕が垂直に上がりません
つまり、腕を上げると必然的にY字型になります
また、肘も可動域が狭いため、例えば腕を組ませるなどという、パトランプ男にさせたいアクションが取れません

さらに酷いなーと思ったのは、胴と腰回りです
胸部が一枚岩になっているため、たとえば屈んだポーズを取らせることは困難（首の可動だけで再現しなければならない）、また、腰も上着によって可動が大幅に制限され、ほとんど動きません

ただし、フィギュア自体のバランスは良く、支柱なしでも自立は容易です
個人的には支柱をセットにして、さらに支柱用の穴も背中に開けて欲しかったですね
いくら自立するとは言え、可動域も狭いので、立たせるとほとんど同じポーズになってしまうのが残念です

フィギュア自体はfigumaよりも大きめです
ご参考までにどうぞ