やってみました! 1日1食 の感想

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小食推奨者だった故・甲田光雄さんの著書に関心を持った私（４０代　男性）は、今から５年程前に朝食抜きの１日２食を取り入れ、さらに最近になって朝食・昼食抜きの１日１食の生活を始めました。

１日３食から２食に減らす際はあまり苦になることもなく一週間もしないうちに午前中の空腹が心地よく感じるようになったのですが、さすがに夕食のみの１日１食に減らす際は慣れるまでが大変で、午後４時前後から徐々に目眩や倦怠感、軽い頭痛等の症状が現れる事がありました。

しかし、そこを何とか我慢して午後７時頃にとる夕食が、本当に涙が出そうになる程美味しいのです。その夕食時には玄米御飯、納豆、味噌汁等のような栄養価の高い質素な食べ物が欲しくなり、ラーメンや焼きそば、ハンバーガー等は眼中に無くなります。

そして、本書の第１章、第２章にある記述の通りなのですが、夜１１時頃に布団に入るとすぐに熟睡出来るため自然と睡眠時間が短くなり、朝は目覚まし時計がなるよりもずっと早い時間にスッキリと目覚め、疲れにくい、風邪を引いても治りが早い、集中力が増す、顔も体もスリムになる等、以前には想像も出来なかったようないい事尽くめの生活になりました。２週間も経過するとつらく感じることは少なくなり、現在はとても快適な日々を送っています。

　本書では６章にわたって、他の体験者や専門家等の言葉も取り上げながら１日１食の素晴らしさ、小食にすると健康になる根拠、実践するうえでのアドバイス等が述べられています。

【第１章 やってみました！１日１食】
・自然界で毎日３食食べているのは人間だけで、本来大自然では１日どころか１週間２週間エサに巡り合わないこともある。だから空腹になればなるほど動物が本来持つ直観力や行動力等の能力を高め、生命力や生殖力にも発揮される。
・腹が減るとイラつくのは「腹が減ったら食べなきゃいけない」という刷り込まれた先入観によるもの。
・厚生労働省、政府、医学界等が「３食キチンと食べなさい」という背後には巨大な食糧利権、医療利権がある。

【第２章 やってビックリ、からだも軽い】