日本人の9割が思い違いをしている問題にあえて白黒つけてみた の感想

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タイトル日本人の9割が思い違いをしている問題にあえて白黒つけてみた
発売日販売日未定
製作者武田 邦彦
販売元ぶんか社
JANコード9784821143726
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

「白黒をつけてみた」というタイトルに引かれて、久しぶりに著者の本を読んだ。

一読後の印象は、内容はくだけて面白いし、結論もおおむね頷けるが、表現がちょっと雑かな、だった。誤字がいくつもあるし、だいたい目次の項目が断定的すぎる気もする。例えば……

中国は「国」ではない
南京大虐殺の死者は10名
タバコは体に良い
人に取り柄など必要ない
石油は枯渇しない
ゴミが増えると環境は良くなる
トキは絶滅して良い

この後に、著者の1年前の本、『「正しい」とは何か?』(書評済)も読んだが、こちらは大学の講義テキストとして使えそうな少しフォーマルな感じである。

これら2冊の本は、人間世界のほぼ全てをカバーする幅広いテーマ選択ととその正しさを検討するという共通点があるので、交互に読むとより楽しめるかな、と気がついた。

ところで、kindle版サンプル本にこんな注意書きを見つけてしまった。(冊子本初版にはない)

「※本作品の内容はすべてフィクションです。
実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。」

なるほど、これらは思考実験なのか!、とちょっと納得。
評者も、自分の白黒をつけるべき課題を思考実験してみようと思った。

言ってる事はわかるし、正しいんだろうけど、伝え方が下手な感じがします。
文章を読んで「ん?」っと思い読み返す部分が幾つか…。
難しい問題を伝わりやすいように言葉を選んで、結局はわかりにくくなるというジレンマを感じさせる本だと思いました。

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