【特典ポストカード付】 進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来 の感想
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参照データ
タイトル | 【特典ポストカード付】 進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 江渡浩一郎 |
販売元 | イースト・プレス |
JANコード | 9784781609959 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 社会・政治 |
※サンプル画像
![【特典ポストカード付】 進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来 サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XxCPhlx6L.jpg)
購入者の感想
一言で本書を表現すれば、「ニコニコ学会β」ができるまで。
ドキュメンタリー的にニコニコ学会βという名称や、コンセプト、ニコニコ学会βの特徴的な発表である「研究100連発」や「研究してみたマッドネス」が生まれるまでについて語っている所がハイライトかな、と思います。
想像以上に、思想の詰まっている「学会」なのだと感じました。ニコニコ学会βは、コミュニティ論的にもなんだかちょっと面白いというのが持論なのですが、それを確認させるような内容でした。
もともとニコニコ学会βをちょっとでも見たことがある人じゃないとピンとこない話かなと思います。
ニコニコ生放送で、タイムシフトがまだ残っていて見れるはずなので、未見の人はまずはそちらへ。あるいはニコニコ学会βを研究してみた (#NNG)という本に当たるのもいいかもしれません。他に似た雰囲気を掴めるものとしては、情報処理2012年05月号別刷「《特集》CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」とかでしょうか。
個人的に面白いなと思ったのは、「研究してみた」タグを奨励すること、「研究」の意味を書き換えることでした。
初音ミク、Illustrator、pixiv諸々の技術やインターフェイス、プラットフォームが「表現する」ことの意味を書き換えたように、「研究」の意味も、情報技術など諸々の環境変化にともなって更新されて然るべきなのかもしれません。
ドキュメンタリー的にニコニコ学会βという名称や、コンセプト、ニコニコ学会βの特徴的な発表である「研究100連発」や「研究してみたマッドネス」が生まれるまでについて語っている所がハイライトかな、と思います。
想像以上に、思想の詰まっている「学会」なのだと感じました。ニコニコ学会βは、コミュニティ論的にもなんだかちょっと面白いというのが持論なのですが、それを確認させるような内容でした。
もともとニコニコ学会βをちょっとでも見たことがある人じゃないとピンとこない話かなと思います。
ニコニコ生放送で、タイムシフトがまだ残っていて見れるはずなので、未見の人はまずはそちらへ。あるいはニコニコ学会βを研究してみた (#NNG)という本に当たるのもいいかもしれません。他に似た雰囲気を掴めるものとしては、情報処理2012年05月号別刷「《特集》CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」とかでしょうか。
個人的に面白いなと思ったのは、「研究してみた」タグを奨励すること、「研究」の意味を書き換えることでした。
初音ミク、Illustrator、pixiv諸々の技術やインターフェイス、プラットフォームが「表現する」ことの意味を書き換えたように、「研究」の意味も、情報技術など諸々の環境変化にともなって更新されて然るべきなのかもしれません。