空の名前 の感想
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参照データ
タイトル | 空の名前 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 健司 |
販売元 | 角川書店 |
JANコード | 9784048836005 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 科学・テクノロジー |
購入者の感想
自分が大好な本ですが、お世話になった方に贈り大変
喜ばれました。写真は大きくはありませんが
「雲」「水」「氷」「光」「風」「季節」の
6章にわかれた、沢山の写真は、どれもきれいで
説明文もわかりやすく日本語の表現の美しさも
再認識させられる一冊です。
喜ばれました。写真は大きくはありませんが
「雲」「水」「氷」「光」「風」「季節」の
6章にわかれた、沢山の写真は、どれもきれいで
説明文もわかりやすく日本語の表現の美しさも
再認識させられる一冊です。
繊細な四季の変化に育まれてきたせいか、雨にしろ風にしろ、そういう自然現象に対してつけた粋な「名前」が日本ではことに多いと思う。この本はそういった空の表情を、美しいカラー写真付きで紹介するいわば図鑑のようなものである。が、理屈っぽさはない。むしろ休日の午後にベッドに寝転がりながら眺めるような、心を解き放つための本といったおもむきがある。空に浮かび、流れて散っていく雲たちを集めた「雲の章」のほか「水の章」、「氷の章」、朝焼けや虹・蜃気楼などの「光の章」、「風の章」、二十四節気などを紹介する「季節の章」と6つの章に分かれている。この本を読んでいると、自分が普段、外に出ていながらいかに空を見ていないか、気候の変化の瞬間に鈍感か思い知らされる気がする。それがこの本の狙うところなのだろう。いかに美しく印刷された光や風や水も、自らで見て聴いて、嗅いで触れるそれには到底かなわない。