小学校入学前にことばの力をつける魔法の本棚 (教育単行本) の感想

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御三家中学の一つ、麻布中学高校の国語の先生の本です。
『小学生のための読解力をつける魔法の本棚』がとてもよかったので、年長の姪のためにプレゼントしました。

私の子どもはもう小学生ですが、そうそうそうなのよと頷けることばかりで、正直もっと早く読んでいれば・・と思いました。
幼児期の過ごし方がいかに大事か、親子の会話や普段の生活がどれだけ子どものことばと心を育てるのか、具体的な方法も書かれていて、とても参考になります。

今は幼児教育も盛んですが、どんないい先生でもどんなに優れた教材でも、お父さんお母さんの愛情には勝てないことがよくわかりました。
といっても、親に過度な要求をされているわけではなく、肩の力を抜いて子育てを楽しめば、それでいいのだなとほっとする内容です。

小学校に入る前に、家庭でどこまでやればいいのか、また、入学後の国語の勉強法、辞書の使い方も詳しく書かれています。
実際にご自分のお子さんと試したことのようですね。

おすすめブックリストは圧巻です。
赤ちゃん向けの本から、小学校低学年向けの本まで、ジャンルごとに分けられて２００冊以上紹介されています。
「数遊びと科学」「季節と自然」についての本はなかなか見つけられないので、重宝しそうです。

イラストも可愛くて、デザインもおしゃれなので、ワクワクしながら読めました。
おすすめです。