Europe Live -Digi- の感想

201 人が閲覧しました

本当にライブ演奏なのか？１人で弾いてるのか？と耳を疑いたくなる
ほどの高度な演奏力。
録音状態も良く「Austin Texas」よりも聴き応えがある。

屋台骨を支えるChris(B.)、Wayne(D.)の技量も高く
アルバムサウンドの再現性が高い。
コルトレーンのカバー(Mr. P.C.)ではChrisの高速ベースが堪能できる。

Ericのトーンコントロールの絶妙さは相変わらずで、１本のストラトで
これだけ多彩な音を紡ぐことができる表現力の高いギタリストは他にいないと思う。
１つだけ注文があるとすれば"S.R.V."をセットリストに入れて欲しかった。

近年聴いたライブ盤では最高の出来で当分聴き倒すことになりそう。

Close upから久しく新作のなかったE・ジョンソンの新作ライヴ(2013/4/19アムステルダム)。過去のEJ名義でのライヴ盤というとTEXASでの2枚とAlien love child、ああそれとG3があったっけ。その4枚だ。選曲はその4枚から均等に選曲した感じだ。お約束のドーヴァーは勿論、コルトレーンのMR.PCまでやってます。いつもEJの新作に触れる度に思うのは何でストラトからこんなに豊穣な音を出すことができるのか?ということに尽きる。ましてや誤魔化しの利かぬ生演奏でだ。まあファンの人は勿論のこと、ストラトを持っている人にはぜひ聴いて欲しい新作である。最後にメンバーはbassがお馴染みのChris Maresh、drumsがWayne Safzmannのトリオ編成。