AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2013 (AKB じゃんけん大会 公式ガイドブック) の感想
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参照データ
タイトル | AKB48じゃんけん大会公式ガイドブック2013 (AKB じゃんけん大会 公式ガイドブック) |
発売日 | 2013-08-30 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334871109 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » エンターテイメント » タレント本 |
購入者の感想
じゃんけんの結果は偶然の為せるわざだ。よって、先輩メンバーや中堅メンバーを始め、すべての参加者に平等の可能性がある。しかしガイドブック(ムック)の編集は、当然のことながら参加者平等には扱われない。
その典型を島崎遥香と小嶋真子に見る。島崎遥香は前回覇者という意味もあろうが単独記事で巻頭4ページを占めている。新世代運営推し筆頭の小嶋真子も単独で4ページの記事が掲げられている。島崎・小嶋以外はメンバー同士の対談形式のインタビュー記事であるが、取り上げられているのは(柏木由紀以外は)すべて次世代や成長株(いわゆる〈運営推し〉)のメンバーばかりである。
ここから読みとれるのは、過剰なまでに世代交代に期待する運営の切迫感である。篠田麻里子、板野友美といった旧世代の「花形」が卒業した。なんとしても次世代・新世代からシンデレラガールを創出しなければならない。AKB48の磐石とて、蟻の一穴の危機に常にさらされている。このことは運営が痛感するところであろう。
じゃんけんの女神の気まぐれを楽しむのがファンであるが、運営はそんな悠長な気分には到底なれないらしい。
その典型を島崎遥香と小嶋真子に見る。島崎遥香は前回覇者という意味もあろうが単独記事で巻頭4ページを占めている。新世代運営推し筆頭の小嶋真子も単独で4ページの記事が掲げられている。島崎・小嶋以外はメンバー同士の対談形式のインタビュー記事であるが、取り上げられているのは(柏木由紀以外は)すべて次世代や成長株(いわゆる〈運営推し〉)のメンバーばかりである。
ここから読みとれるのは、過剰なまでに世代交代に期待する運営の切迫感である。篠田麻里子、板野友美といった旧世代の「花形」が卒業した。なんとしても次世代・新世代からシンデレラガールを創出しなければならない。AKB48の磐石とて、蟻の一穴の危機に常にさらされている。このことは運営が痛感するところであろう。
じゃんけんの女神の気まぐれを楽しむのがファンであるが、運営はそんな悠長な気分には到底なれないらしい。