昆虫 (小学館の図鑑NEO) の感想
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参照データ
タイトル | 昆虫 (小学館の図鑑NEO) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小池 啓一 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784092172036 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 動物学 |
購入者の感想
子供が最も興味を持つ身近な生き物が、昆虫である。その昆虫をイラストではなくカラー写真で載せているあたりが本書のすごいところである。もちろん国産全種を網羅することは不可能なので主な種となっているが、特筆すべきはバッタの仲間を生きた状態で撮影していることである。背景は除いてあるので非常に見やすくなっている。バッタ・キリギリスは死んだ標本では本来の色が失せてしまうので、このあたりの工夫は見逃せない。また同様にトンボも生きた状態で撮影されていると思われる。トンボもその特徴である色、特に目の色が死んで抜けてしまっては、種の同定は非常に困難になってしまう。このような昆虫図鑑がこれまであっただろうか。もちろん巻末には少数ではあるが外国産の昆虫や昆虫ではないがクモやムカデの仲間も載っており、昆虫の飼育方法もあるので重宝する。専門書ではなく「昆虫図鑑」と言うのなら間違いなく本書はお薦め。