あした死ぬかもよ? の感想

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著者の本はこれまでに
・ココロの教科書「大人のオマジナイ」で人生が変わる！
・3秒でもっとハッピーになる名言セラピー+
の2冊を読み（少なくて済みません）
本作で3冊目です。

幸せになりたい人は必読です。
いろいろな名言を通して
死は、生を完全燃焼させるための
最高の「スイッチ」にできることを
教えてくれます。

特に、私がついつい忘れがちなのが下記内容

「人生は、幸せになるのが目的じゃない。
幸せがスタート地点。幸せから夢へ向かうんです。
今が不満だから幸せを目指すという人は、夢を成し遂げても、
そこに見えるのは、新しい不満です。」

そうやった！忘れとった！
「淡々と過ぎていく普通の毎日が幸せの本質」だった！

現状が幸せであることの再確認
＆ホンキで生きよう！！と思わせてくれる
最強の一冊でした。

ありがとうございました。

死の周辺についての情報ブログで本書の存在を知りました。
偶然、帰省中の田舎の書店で発見。
大きな本屋さんではなかったので、本書との「遭遇」にびっくり。

ちょっと軽いタイトルとカバーのイラスト。
期待せずに内容を確認すると…フロント・ページからのカウンターパンチ！

“あなたが生まれたとき、
　あなたは泣いていて周りの人たちは笑っていたでしょう
　だから、いつかあなたが死ぬとき、
　あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。
　そんな人生を送りなさい。”

著者自身の言葉ではなく、ネイティブアメリカンの言葉。
とはいえ、素敵な言葉に出会えた日は「いい日」です。
躊躇なく「これは入手に値する書籍」と感じてレジへ一直線！

著者が想定している読者層よりも、私は年代的にはかなり上だと感じました。
ビジネス本によくある手法満載。
文字ポイントでの強調、太ゴジック表現、ワークシートの多様…

若い世代のために書かれた啓発本と言ってしまえば、それまでです。
しかし、「即今　只今　此処」に生きる著者の姿勢が、
「死を前提にしない生」など存在しない…実に当たり前の事実とはいえ、
企画として、この「切り口」で書き上げることができる筆力は出色。

観念的なイメージに頼らず、具体的な体験談や提言が小気味いい。
年齢からくる気負いが若干感じられるものの、実に爽やかな一冊でした。

著者の略歴には生年が掲載されていませんので、「年齢からくる〜」は推測です。
しかし、実年齢と人間としての成熟度は比例しないのが常ですから。

また、人生の師として小林正観氏の名前が出てくる件（くだり）があります。
なるほど…私が本書全体のテイストに共感できた理由の一端はここかも知れないですね。

また、著者が本書を書こうと思った直接の「きっかけ」が凄い実話です。
その主役・税所篤快さんについてのエピソードは「あとがき」に記されています。