BULLWORKER(ブルワーカー) ブルワーカーX5 「ハードタイプ」DVD付 JM-2410 の感想

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座り仕事が中心の仕事をしている30代の男性です。
お金を使うことなく、手軽につきあえる運動を探していた所、小学生時代の少年マンガ雑誌にインパクトのある広告を掲載していた記憶のあるBullworkerが現在も発売されている事を知り、懐かしさと
健康目的に購入しました。
この広告は現在も多くの人の印象に残っているのか、今でもインターネットで画像検索をすると当時の広告の画像がヒットするほどです。
1960年代にドイツのゲルト・F・ケルベル博士によって発明されて以来、現在でも販売されている家庭向けトレーニング器具のロングセラーとなっています。

製品の使い方は付属の説明書に記載されていますが、アイソメトリック法の運動の仕方に則って最大筋力の7〜8割の筋力を発揮した状態で10秒間力を発揮し続けるというのが基本的な使い方になっています。
(アイソトニック方式で運動する強化トレーニングを行うメニューも説明書に載っています)

この製品の良い所は、開始当初の1週間は1日僅か6種類の運動を行うだけの簡単な運動から入り、トレーニングの期間が伸びるにつれて少しずつ運動の種類が増えていくというようにメニューが工夫されており、普段全く運動をしていなかった方でも無理なくトレーニングを開始する事ができる点です。
また、重いダンベルなどと違い落として怪我をする可能性がゼロである点、筋肉に対する負荷の源が製品内蔵のバネが戻ろうとする力であるため、使用者が発揮した筋力に応じた負荷を発生させる事ができ、過負荷による怪我の心配がない点などの高い安全性も優れています。

製品の欠点としては、やはりアイソメトリック法の欠点とも重なりますが、静止した状態で力を発揮し続ける運動が主体である為に鍛えられる筋肉の角度が限定される点です。
また、運動自体が単調になりがちなので飽きやすい点も否めません。
飽きとマンネリ化を防ぐ為、必ず表計算ソフトでトレーニング記録カレンダーを作成し、
(各シートに1ヶ月のデータを記録。縦軸が日付、横軸が運動の番号のシート構成にする)

スタイリー、ぶるさがり、ボビー隊長、華々しく登場しては消えていくフィットネス器具の中で、長寿を保っているブルワーカーを20年ぶりに購入しました。

フィットネス器具については本が書けるほど様々を試してきましたが(ミーハーなので…)一巡してまたブルワーカーを購入。

第一印象はトレーニング方法がほとんど変わっていないことに驚きました。
本品はフィットネス器具としては究極の省スペースの上に効果が期待できます。

昔と違うのは持ち手部分がビニールチューブからベルトに変わったことだけ。
他に変更点がないことからも完成度の高さを感じます。

個人的にはベルトよりビニールチューブの方が握りやすく好きでしたが…。

省スペースでの最大の効果を発揮できるフィットネス器具としては一押しの品です。