法助動詞の底力―ネイティヴの微妙な気分を伝えるキープレイヤー (底力シリーズ 9) の感想

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タイトル法助動詞の底力―ネイティヴの微妙な気分を伝えるキープレイヤー (底力シリーズ 9)
発売日2017-08-01
製作者安武内ひろし
販売元プレイス
JANコード9784903738406
カテゴリジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英文法・語法

購入者の感想

助動詞に込められた英米人の「心」を理解できる素晴らしい本です。著者の英語に関する造詣の深さにリスペクトの念を抱きます。ではなぜ星5つでないかというと・・・理由は二つ。
この本はいわば、机の上に助動詞の例文を書いた付箋紙を何百枚と並べて、「この英文のwillは~の用法、その英文のmustは~の用法」と細かく分類してくれている本です。これだけでも、中学高校で習った英文法がいかに日本人に都合よくねじ曲げたものであったか、ということなどもよく分かります。例えば「mustは現在形しかないから、未来にはwill have toを使え」などとよくもまぁ教えてくれたもんだ、という気にさせてくれます。でも、この本はこの分類作業で終わってしまっているのがもどかしいと感じます。たくさんの例文の中の助動詞を分類して、風呂屋の下駄箱に整理したところで終わってしまっている。今の多くの日本人が真に欲しているのは、「英文法の知識はもうたくさん。それをどのように会話で使いこなすか!」だと思います。したがって、この本も「助動詞の分類」に関しては素晴らしいのですが、「では次に、これら微妙な助動詞のニュアンスを会話で使いこなすときのコツはこれこれこうです」と持っていって欲しかった。おそらく、それは魔法の力でも借りないとと無理なんでしょうけれど、それが書かれていたら、痒いところに手が届き、かきまくることができたと思う。

2点目の不満は、「will be going to do」についての解説が無いという点。この本では、willやwould、will be doing、will have doneなどについては充実した解説が書かれています。ですが、will be going to doが無い。未来を表す「will」と「be going to do」がダブルで使われている「will be going to

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