茶の本 日本の目覚め 東洋の理想―岡倉天心コレクション (ちくま学芸文庫) の感想

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参照データ

タイトル茶の本 日本の目覚め 東洋の理想―岡倉天心コレクション (ちくま学芸文庫)
発売日販売日未定
製作者岡倉 天心
販売元筑摩書房
JANコード9784480094599
カテゴリアート・建築・デザイン » 芸術一般 » 美術史 » 東洋・日本美術史

購入者の感想

岡倉天心の述作全て収録。原文はいずれも英文で、英文以外の述作は残していない。
収録作は以下の通り。
・茶の本(1906年)櫻庭信之訳
 「西洋人は、日本が平和のおだやかな技芸に耽っていたとき、日本を野蛮国とみなしていたものである。だが、日本が満州の戦場で大殺戮を犯しはじめて以来、文明国とよんでいる」「数寄屋は好き家である。そこにはパセイジ(パッサージュ=通過)だけがある。」「われわれは『不完全』に対する真摯な瞑想をつづけているものたちなのである。」
・日本の目覚め(1904年)斎藤美洲訳
 日露戦争まっただ中に書かれた本作は、話は蒙古襲来から書き起こしているが、本筋は江戸時代から王政復古、明治維新までの歴史の振り返り。
・東洋の理想(1901年)富原芳彰訳
 「アジアは一つ」で有名だが、内実は歴史解説とでもいうべき内容。孔子の中国文明もヴェーダのインド文明も日本に継承され開花したとする日本美術文化論である。
・東洋の目覚め 岡倉古志郎訳
 草稿のままで発見されたもの。題名は訳者による命名。

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