「地球温暖化」神話 終わりの始まり の感想

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タイトル「地球温暖化」神話 終わりの始まり
発売日販売日未定
製作者渡辺 正
販売元丸善出版
JANコード9784621085172
カテゴリアート・建築・デザイン » 建築 » 建設・土木 » 建築・土木工学

購入者の感想

 温暖化という幻から醒めるには、丁度良い本です。データを豊富に使い、系統的、多角的に検証し、読みやすくまとめています。

 著者は、CO2による温暖化作用自体を否定してはいませんが、1978年以来の衛星観測による実測値が、ハンセンらの推測値より低いこと、雲の作用に関する不確実性、地表温度は都市化の影響を受けていることなど、明快に示しています。事実として、CO2が部分的に温暖化に寄与していても、寒冷化作用を持つものも含めた他の要因が複数あり、その複合結果として現われる気象・気候への影響は複雑で、とても、CO2主犯説で説明できるようなものではない、ということです。

 CO2温暖化が、IPCC関係者等による捏造と政治的策謀だったこと、ゴアはをそれを政治的に利用しただけであることは明らかですが、一方では海外では、カナダのジャーナリストによる第2クライメートゲート事件についての著作、イギリスでの温暖化教育における裁判、カナダやオーストラリアなどの温暖化法案廃止など、事実がそうと分かれば、あるいは、取るに足らない問題だと分かれば、ちゃんと適切に路線を修正するだけの合理性も持ち合わせています。

 この日本の、余りにも根強い温暖化信奉は何なのでしょうか。最も問題なのは、政治家、官僚、御用学者などが、あくまでも、自らの利権(補助金、研究費)を守ることに終始し、同じ国民を守る、国益を守る、という発想自体ないことです。民主党政権時代もそうでしたが、余りに自国、自国民を痛めつける、衰退させるような方向に物事を進めすぎる。それでいて、自分だけが守られれば良い、という発想ですから、そういう輩が公職や高い地位についている資格はありません。

 温暖化の信奉者はよく、「クライメートゲートは解決済み」などと言いますが、捏造論文を全て排除し、IPCC報告のうち学生著者の部分を排除し、本当に厳密に精査をし直した場合に、太陽活動や、氷河期の周期、都市化の影響などを丁寧に取り除いた上で、本当にCO2についてどれだけのことが言えるのか、点検し直すべきでしょう。

 

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