ヴイナス戦記 (特装限定版) [Blu-ray] の感想
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参照データ
タイトル | ヴイナス戦記 (特装限定版) [Blu-ray] |
発売日 | 2019-07-26 |
監督 | 安彦良和 |
販売元 | バンダイナムコアーツ |
JANコード | 4934569364494 |
カテゴリ | » DVD » ジャンル別 » アニメ |
※サンプル画像
購入者の感想
安彦氏自ら「封印」しアニメ界から去るきっかけとなったこの作品、30年の時を超えて今見返してみると良くは出来ているのだがやはり何か物足らなさも残る、展開がチグハクだし派手な演出に拘り過ぎて画面がごちゃごちゃして見辛い、キャラの芝居や脚本も少々わざとらしい。
これは推測だが同時期に活躍していた宮崎駿や押井守と言った天才的なアニメーションディレクターに比べ劣っている自らの才能にコンプレックスや嫉妬もあり「封印」せざる得なかった作品なのかもしれない。
安彦氏は天才的な絵師だが天才的な監督では無いと思う、クラッシャージョウはシナリオを原作者が担当している事もありしっかりしているしアリオンは安彦氏のオリジナル作品だが典型的なボーイズミートガールとして見ればなかなか良作だがヴイナス戦記は戦記物としても少年の成長物語としても何か収まりの悪さを感じる、この辺がヒットに至らなかった要因だろう。
この作品を機に専業漫画家へと転身した安彦氏だが「ガンダム」以外には評価される作品がほぼ無い事からもストーリーを組み立てる能力は長けているとは言へない、絵を描く才能がずば抜けているだけにシナリオや演出の未熟さが目立つ作品が多いのは皮肉な結果だ。
これは推測だが同時期に活躍していた宮崎駿や押井守と言った天才的なアニメーションディレクターに比べ劣っている自らの才能にコンプレックスや嫉妬もあり「封印」せざる得なかった作品なのかもしれない。
安彦氏は天才的な絵師だが天才的な監督では無いと思う、クラッシャージョウはシナリオを原作者が担当している事もありしっかりしているしアリオンは安彦氏のオリジナル作品だが典型的なボーイズミートガールとして見ればなかなか良作だがヴイナス戦記は戦記物としても少年の成長物語としても何か収まりの悪さを感じる、この辺がヒットに至らなかった要因だろう。
この作品を機に専業漫画家へと転身した安彦氏だが「ガンダム」以外には評価される作品がほぼ無い事からもストーリーを組み立てる能力は長けているとは言へない、絵を描く才能がずば抜けているだけにシナリオや演出の未熟さが目立つ作品が多いのは皮肉な結果だ。