おのぼり物語 [DVD] の感想
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参照データ
タイトル | おのぼり物語 [DVD] |
発売日 | 2010-12-17 |
監督 | 毛利安孝 |
出演 | 井上芳雄 |
販売元 | 竹書房 |
JANコード | 4985914751872 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ |
購入者の感想
もう闇雲に夢を追うには決して若くはない漫画家が単身上京し、住み始めたアパートや漫画の持ち込み先等での人間同士の繋がりだったり、大阪にいる家族との絆だったり……言っちゃえばアクションでもミステリーでもホラーでも何でもないから何の事はない平坦で平凡な売れない漫画家の日常を無為に綴っただけの作品。
哀川翔さんを始めとする数人は知った顔の役者さんが出ていたぐらいで、キャストも割と地味め。
でも、最初から通して見ると中々心温まるモノがあり嫌いではない。
ドラマティックさは無いけれど、自分自身の日常にも近い時間の流れ(生活の感じではなく、何も起きないという意味の日常)には親近感すら感じる。
海外の映画はド派手なエンターテイメント、邦画でも金が掛かっている映画は日常からは離れがちな世界観が多い。
しかし、低予算な作品と感じる作品ほど小ぢんまりしたスケールの小さな世界観だが人の息づく生活感や息づかいさえ聞こえてきそうな距離感があり、極端に面白い作品は少ないが、普通〜底辺までの評価になるモノが多く感じますね。
話の筋だけ見れば大概がどーでもいい作品が多く、下手をするとこの作品もその部類に入る。
でも、ストーリーだけでなく空気感やなんだか言葉にしづらい雰囲気も込みで作品は成り立つから、この作品は在り来たりのストーリーに地味めなキャストを使っているが、派手で人気の俳優をキャスティングしたエンターテイメント映画には無い実直さと人間らしさに溢れているような気がしました。
個人的には嫌いじゃない。
哀川翔さんを始めとする数人は知った顔の役者さんが出ていたぐらいで、キャストも割と地味め。
でも、最初から通して見ると中々心温まるモノがあり嫌いではない。
ドラマティックさは無いけれど、自分自身の日常にも近い時間の流れ(生活の感じではなく、何も起きないという意味の日常)には親近感すら感じる。
海外の映画はド派手なエンターテイメント、邦画でも金が掛かっている映画は日常からは離れがちな世界観が多い。
しかし、低予算な作品と感じる作品ほど小ぢんまりしたスケールの小さな世界観だが人の息づく生活感や息づかいさえ聞こえてきそうな距離感があり、極端に面白い作品は少ないが、普通〜底辺までの評価になるモノが多く感じますね。
話の筋だけ見れば大概がどーでもいい作品が多く、下手をするとこの作品もその部類に入る。
でも、ストーリーだけでなく空気感やなんだか言葉にしづらい雰囲気も込みで作品は成り立つから、この作品は在り来たりのストーリーに地味めなキャストを使っているが、派手で人気の俳優をキャスティングしたエンターテイメント映画には無い実直さと人間らしさに溢れているような気がしました。
個人的には嫌いじゃない。