Bruckner: Symphonies Nos. 4-9 の感想

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　ブルックナーの演奏は、マーラーに続き、人気が多くなってきており、多くの録音が発表されて、耳にする機会が増えてきていますね。
　さて、この録音集は、これまでに発表された最大公約数的な演奏と正反対と思える演奏です。
　ブルックナー初心者は、絶対に避けるべき商品です。
　しかし、ブルックナーのファンにとっては、非凡な演奏を聴いてみたいという心が芽生えるのは、当然の結果です。その様な方には、「ハース版」・「ノヴァーク版」の違い以上に異次元の演奏をしている本作品集をお勧めします。
　ゴツゴツとした流れない演奏には、一種の毒をもっており、中毒になる事もありますので、マニアの方だけには、聴いてみる事を勧めます。