皇帝フリードリッヒ二世の生涯(下) の感想

271 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル皇帝フリードリッヒ二世の生涯(下)
発売日2017-11-15
製作者塩野七生
販売元新潮社
JANコード登録されていません
カテゴリ歴史・地理 » 世界史 » ヨーロッパ史 » ヨーロッパ史一般

購入者の感想

塩野さんは、基本的に信長は好きですし、ボルジアも好きですのでフリードリッヒも好みなのかと思いますので。思い入れの著作で面白いですが、歴史としてはドイツの神聖ローマ帝国皇帝として生きず、イタリア統一、イタリア国王を目指したフリードリッヒがその後のイタリアはともかくドイツの分権体制を強化してしまったことは、余り触れられていません。フリードリッヒは暗いドイツを嫌い、シチリア、イタリアの専制君主になりたかったのだと、思いますが方法として傭兵制度を強化してしまったことは、その後のイタリアへ暗い影を投げかけますし、ドイツ王、皇帝としてドイツを不在勝ちだったのは家の断絶を招いたでしょう。

小説としては5つ星かも知れませんが歴史書としては3つ星が限界ですかね。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

皇帝フリードリッヒ二世の生涯(下) を買う

アマゾンで購入する
新潮社から発売された塩野七生の皇帝フリードリッヒ二世の生涯(下)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.