マリアの涙 上巻 の感想

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タイトルマリアの涙 上巻
発売日2014-05-20
製作者ピーター シャビエル
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究

購入者の感想

 Kindleで美しいブルーのピエタの表紙に目がとまり、早速読んでみました。

 インテルとマガジンハウスによる「あなたを作家にするプロジェクト」の
応募総数8442点から選ばれた最優秀作品だったんですね。

 雪が舞う冬の日、聖母マリア像の前で、道生が「無原罪のマリアの不思議のメダイ」を
拾う所から物語は始まります。

道生が製作したピエタ像破壊の目的は何か?
マリアはなぜ涙を流し続けるのか?
十字架の下にたたずむマリアの本当の悲しみとは?・・・

読んで涙を流した後は、爽やかな気持ちになりました。

この書は、要するに聖母マリアにまつわるエピソードを通して、
神にとってイエス様の十字架は失敗だった、
ということを述べていることとなり、結局のところ、イエス様
がキリスト(つまりメシア:人間の心と魂との救世主)である
ということを否定していることになりますね。 
ということは、この書で展開されている考え方は、要するに、
イエス・キリストを信仰するものではない、ということに
なりますね。
この書の著者の方が本当のイエス・キリストを信仰すること
ができるように、私達はイエス・キリストの神にお祈りして
います。

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