友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」 の感想

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参照データ

タイトル友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」
発売日販売日未定
製作者山中 伸弥
販売元講談社
JANコード9784062208277
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

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購入者の感想

平尾誠二さんの最後の闘い。その闘いを山中教授がサポートしていたなんて 私にとってのヒーロー同士の話 電車の中で涙をこらえながら読みました。 平尾誠二さんに日本でのラクビーワールドカップを見せてあげたかった。きっと日本代表をどこからか見守ってくれていそう。

相反する世界の第一人者同士の最後の物語です。同じ病を持つ者がいる家族として考えさせられました。涙にくれる暇もありませんが、病に立ち向かう姿勢が伝わります。あまり闘病ものは読みませんが、平尾さんの活躍を高校時代から注目してきたため、とても残念です。購入してよかったです。山中先生のラグビ-選手としての活躍?に笑いました。

平尾氏はラグビーに疎かった幼き頃、最初に顔と名前を認識したラガーマンであり、
かたや山中先生は学生時代から幹細胞研究のトップランナーとして存じ上げる2人ともに私にとってのスーパースターである。

その2人が40代後半に対談という取材をきっかけに、その後プライベートでも頻繁に会う熱い友情で結ばれることとなる。

非常に稀有な例であり、2人の関係を全く知らなかった私は、惜しくも若くして亡くなった平尾氏の闘病中の治療方針を山中先生が決められていたということ。そして平尾氏は全幅の信頼を山中先生へ寄せていた。ということを本書にて知った。

第1部の山中先生による手記、第2部は平尾夫人による手記。

読み進めていくと、どちらの手記を読む中でも自然と涙している自分がいた。

病状を知り覚悟しながらも常に前向きに治療に向き合う平尾氏と何としてでも治せないかと超多忙ななか専門外の癌治療の方法を探すべく東奔西走する山中先生。双方の共に一生懸命に生きる姿に強く胸打たれる。

平尾氏が山中先生に語った
「人を叱る時の四つの心得」
・プレーは叱っても人格は責めない。
・あとで必ずフォローする。
・他人と比較しない。
・長時間叱らない。
山中先生も学生や部下を指導する際の参考になさっているようですが、私も心に刻もうと思います。

ともすれば孤独に闘い続ける壮年期、こんな宝物になるような出逢いそして友情が芽生えたら…そう思って羨ましくもなりました。

とても純粋に相手を思いやり尊重した友情。
ただただ素敵でした。

平尾さんと山中先生の仲の良さは聞いたことがありましたが、あ~本当に互いを信頼されていたんだな~と思いながら読みました。

なんだろう。
自然と涙が出てきました。

本当の親友ってこのようなお二人のような関係を言うのだろうな。。
としみじみと思いました。

生きていく中でこれほど信頼関係を築ける友人を私は見つけられるのか自問自答しました。
自分を信じてくれる人、信じられる人を見つかられることがどれほど幸せなのかと思います。

色々と考えられさせました。

平尾さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

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