Re:CREATORS 8(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想
346 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | Re:CREATORS 8(完全生産限定版) [Blu-ray] |
発売日 | 2018-01-24 |
販売元 | アニプレックス |
JANコード | 4534530106070 |
カテゴリ | » DVD » ジャンル別 » アニメ |
購入者の感想
日常の風景の中で、水篠颯太の回想から始まった1話で既に確定していた平穏な結末。着地すべき場所に着地した最終回でした。
やろうと思えば大崩潰エンドの可能性もありで引っ張ることが出来たはずなのにやらなかった。これはやはり物語が松原やまりね、中乃鐘ら創造主の視点で作られていたからだと思います。
創造主の創作物に対する姿勢を作中で問いかける。『Re:CREATORS』自体が最初からその答えを出していたと考えれば、とても真っ当なアニメだったと言えるでしょう。
しかし単純に面白かったとは言えません。なぜならば創造主を格好良くして派手に活躍させれば嘘になるし、現界した被造物が創作内と同じように活躍しても嘘になるからです。
娯楽として面白くしようとすれば『Re:CREATORS』がおかしくなる。 そんなジレンマを常に抱えていたような気がします。
10/9 追記
どうしても書き足しておきたいことが出てきましたので、書いておきます。
まず、ジレンマについてもう少し。
全体を通して最大の山場だったエリミネーション・チャンバー・フェス。映像的な部分は一旦全て除外して、なぜ盛り上がりに欠けた(個人的な感想)のでしょうか?
メテオラ側の被造物たちはアルタイルを止められないことを視聴者が知っていたからです。さらに言えば松原やまりね、中乃鐘らが創造したシリウスにも止められないことを知っていました。
なぜならば、水篠颯太の出番が無くなってしまうからです。『Re:CREATORS』の主人公は水篠颯太。それを無視することなどあり得ません。例えばもしシリウスがアルタイルを止めていたら、それこそ大崩潰レベルのストレスが残されたことでしょう。
次に水篠颯太について。
6話まで視聴した段階では、水篠颯太が地味で目立たない理由をこう考えていました。物語の最大の山場で一番格好良く活躍させ、初めて本当の主人公として輝かせるために今は敢えてより暗くしているのだと。
やろうと思えば大崩潰エンドの可能性もありで引っ張ることが出来たはずなのにやらなかった。これはやはり物語が松原やまりね、中乃鐘ら創造主の視点で作られていたからだと思います。
創造主の創作物に対する姿勢を作中で問いかける。『Re:CREATORS』自体が最初からその答えを出していたと考えれば、とても真っ当なアニメだったと言えるでしょう。
しかし単純に面白かったとは言えません。なぜならば創造主を格好良くして派手に活躍させれば嘘になるし、現界した被造物が創作内と同じように活躍しても嘘になるからです。
娯楽として面白くしようとすれば『Re:CREATORS』がおかしくなる。 そんなジレンマを常に抱えていたような気がします。
10/9 追記
どうしても書き足しておきたいことが出てきましたので、書いておきます。
まず、ジレンマについてもう少し。
全体を通して最大の山場だったエリミネーション・チャンバー・フェス。映像的な部分は一旦全て除外して、なぜ盛り上がりに欠けた(個人的な感想)のでしょうか?
メテオラ側の被造物たちはアルタイルを止められないことを視聴者が知っていたからです。さらに言えば松原やまりね、中乃鐘らが創造したシリウスにも止められないことを知っていました。
なぜならば、水篠颯太の出番が無くなってしまうからです。『Re:CREATORS』の主人公は水篠颯太。それを無視することなどあり得ません。例えばもしシリウスがアルタイルを止めていたら、それこそ大崩潰レベルのストレスが残されたことでしょう。
次に水篠颯太について。
6話まで視聴した段階では、水篠颯太が地味で目立たない理由をこう考えていました。物語の最大の山場で一番格好良く活躍させ、初めて本当の主人公として輝かせるために今は敢えてより暗くしているのだと。
日常の風景の中で、水篠颯太の回想から始まった1話で既に確定していた平穏な結末。着地すべき場所に着地した最終回でした。
やろうと思えば大崩潰エンドの可能性もありで引っ張ることが出来たはずなのにやらなかった。これはやはり物語が松原やまりね、中乃鐘ら創造主の視点で作られていたからだと思います。
創造主の創作物に対する姿勢を作中で問いかける。『Re:CREATORS』自体が最初からその答えを出していたと考えれば、とても真っ当なアニメだったと言えるでしょう。
しかし単純に面白かったとは言えません。なぜならば創造主を格好良くして派手に活躍させれば嘘になるし、現界した被造物が創作内と同じように活躍しても嘘になるからです。
娯楽として面白くしようとすれば『Re:CREATORS』がおかしくなる。 そんなジレンマを常に抱えていたような気がします。
やろうと思えば大崩潰エンドの可能性もありで引っ張ることが出来たはずなのにやらなかった。これはやはり物語が松原やまりね、中乃鐘ら創造主の視点で作られていたからだと思います。
創造主の創作物に対する姿勢を作中で問いかける。『Re:CREATORS』自体が最初からその答えを出していたと考えれば、とても真っ当なアニメだったと言えるでしょう。
しかし単純に面白かったとは言えません。なぜならば創造主を格好良くして派手に活躍させれば嘘になるし、現界した被造物が創作内と同じように活躍しても嘘になるからです。
娯楽として面白くしようとすれば『Re:CREATORS』がおかしくなる。 そんなジレンマを常に抱えていたような気がします。