【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3 (福井晴敏(シリーズ構成・脚本)書き下ろしドラマCD付) [Blu-ray] の感想

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二章まではヤマトの中でも最高傑作とも思い、Amazonやそのほかでも大絶賛して、そういうレビューも投下してきました。でも三章は同じ気持ちで感想を落とせないです。
物語は前二作ほどのわくわく感はないものの楽しめたのですが、今回は作画がいろんな箇所でひどいです。ヤマトの円盤は高額ですし、それでも二章までは期待もこめて二本ずつ購入しましたが、今回は買おうという気持ちを大いに減退させてくれました。

とくに10話のほたるの回はひどく、なぜデスラー総統の復活の大事な話数にこの作画。予告と顔が別人すぎます。（予告の絵の方がはるかにいい）復活を楽しみにしていた人は多いだろうに、絵コンテもラフも監督が力をいれてる様子もみえるのに、なぜそれを最高の作画で表現して下さらなかったのか…とても残念でした。

何より気になったのが、困った時のキーマン頼みが、まだ三章なのに多すぎてうんざりしてます。
ヤマトの窮地を抜けるために波動砲を撃つ目標を教えるのも、避難民を預ける先を決めて事件を起こすのも、ホタルの事件を解決するのも全部キーマン。
ここは旧作なら真田さんなどクルーが、艦長代理の古代をサポートする立場で発案したのではと思うことまで、みんなキーマンが言い出す。

また特典のCDドラマは7章分ぜんぶ、キーマンがメインと舞台挨拶で聞いて、だれが2202の主役だろう？と疑問です。いっきに購買意欲が減退しました。
最初にドラマCDが特典で付くと聞いたときは、ヤマトクルーやガミラス、ガトランなどいろんな人気キャラと声優が順番にドラマで付くのか？と想像し、おもしろそうだと思いましたが、ふたを開けたらキーマンの話ばかり…なぜ？いらないです。一、二章は買いましたが、今後は劇場用BDの一本だけでいいかなと悩んでます。

ご自分たちが作ったオリキャラは可愛いんだろうと思いますが、長年応援しているファンがみたい・聞きたいのは古代や雪、デスラーといったメインキャストの活躍で、2202の新キャラが大事な見せ場をもっていくことではないです。
最初は新キャラも悪くないと思ってましたが、これだけマンセーされてるとまたか！とうんざり。