あずみ 2 [DVD] の感想

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参照データ

タイトルあずみ 2 [DVD]
発売日2005-09-22
監督金子修介
出演上戸彩
販売元アミューズソフトエンタテインメント
JANコード4527427631281
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ

購入者の感想

「あずみ2 Death or Love」が正式タイトルのようだが、作中では「あずみ Death or Love」と表示される。どっちにしても「Death or Love」という文字が入るのは変わらない。時代劇でサブタイトルに英語が入っている時点で「ダメ映画っぽいな」という印象を受けてしまう。これは偏見だろうが、少なくとも本作に関しては、その偏見は当たっていると言える。

冒頭にアクションシーンを持って来るのは、何しろチャンバラを1番のセールスポイントに置いている映画だし、考え方としては間違っていない。ただし、何しろ上戸彩と石垣佑磨の殺陣が稚拙なので、客を引き付ける力は非常に乏しい。一応、カットを細かく割って誤魔化そうとはしているのだが、そんな小手先のテクニックでは誤魔化しきれないくらい、立ち回りに腰が入っていない。

でも、チャンバラと同じくらい演技力も稚拙なので、ドラマ部分に比重を置くという事も難しいんだよな。しかも、ドラマ部分の相手役も、やはり若い俳優である事が多いので、そっちが演技で引っ張っていくという事も期待出来ない。

私は北村龍平監督が映画監督としてのセンスに優れているとは思わないが、アクションシーンに関しては、前作の方が出来が上だ。北村監督の演出には、とりあえず時代劇に必要なケレン味があった(っていうか、北村監督の引き出しにはそれしか無いのだが)。それに対して金子修介監督は、良くも悪くもオーソドックスな演出をしている。だから、例えば近衛十四郎や若山富三郎や勝新太郎や三船敏郎のように、立ち回りに優れた人が出ていれば「魅せる力」が場面に備わっただろうけど、そうじゃないので、単にヌルいチャンバラを見せられるだけになってしまう。

そもそも上戸彩を主演に迎えた事自体が間違いだ。本作は志穂美悦子のように演技も出来るアクション女優がいて初めて作れるのだ。

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