セス・ブック　個人的現実の本質 の感想

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この本は
物理的な実体のない「意識体(エネルギー体)」からの情報を
「チャネリング」というコミュニケーション手段を用いて言語化されたものである。

高次元に存在する意識体からのメッセージを
多くの多次元の存在たちがリレーのように繋ぎ
物理次元である人間の意識レベルに伝えることを得意とする語り手である
「セス」という意識体によって変換(翻訳)されている。
特に波動の高い情報をセスが翻訳する際には
「少しお待ち下さい」や「間をとる」様子が記載されている。
最後は米国人が情報を受け取り書籍化している。

現在、量子物理学という領域においても
目に見えない(可視光線よりも高振幅)電磁波などのエネルギーが
時間や空間を越えて
物理的な変化を引き起こす原理の一端が明らかとなっている。

目に見えない気体が熱エネルギーを介して水や氷に姿を変えるように
意識や感情というエネルギーもまたホルモンや化学的変化などを介して
肉体、更にはそれを越えた環境、出来事にまで影響を与える様が書かれている。

この様はエネルギーの法則(E=mv2)にあるように
エネルギーは量を変えずにその性質(質量や速度)だけを変化させている。
そして質量が極端に小さくなったり、速度が光速を超えるくらい速まった状態では
エネルギーの性質が「私たちの理解の次元を超えてしまう(見えない、非物理化)」のだが
「それ(自)」は消えることは無く
「その場にあり続けること(然)」を示している。
(これは「魂が不朽である」と言われる物理的な側面でもある。)

更に、この本では私たちでは理解の及ばない「高次元の視点」により
現代科学や医学的な視点よるエネルギーの一端を観察する域を超えて
意識や感情レベルでのエネルギー原理や統御法について具体的に示されている。

例えば
「私」と「私以外の私」と「私の源」についての理解
「私」と「それ以外」の理解